「どれくらいのステージなら届く?」 手を伸ばし、尋ねた。 例えばね 一人で、失うことを嘆いていても ストーリーは、変わらず先へ先へと進むこと わかっているの? 一つ一つの言葉を、切って、貼って、繋げてみても ストーリーが、ふたつの間を広げてしまう。 「いつか叶う」「必ず届く」なんてさ ねぇ? もうノースタイル ステージから響く 思うに僕らクレイジー 未踏のスケール そんなロングランのショーも永遠には続かないようにさ 星屑のように、消えてしまうだけさ。 「いつか叶う」「必ず届く」なんてさ ねぇ、 そう? 「どれくらいのステージなら届く」? 「もう何十段も何千段も重ねたぜ」? 何十年も何万年も響く光、放て。 星屑のように消えてしまう前に、高く舞い上がって、強く光れ。 手を伸ばせ、手を伸ばせ。 高く、高く。強く、強く。